撮影の舞台裏

10月22日より、名古屋の工芸ギャラリー手児奈さんで開催していただく展覧会の案内状用の写真を撮影。
今までは現物を名古屋に送付して、プロのカメラマンにとっていただいていたんだけど。「今回はまゆみさんがとってくださいな」とのオーナーのお言葉に、世界中の冷蔵庫の扉が開いてその冷気が私になだれ込んできたみたいに、体が冷えてしまった。
だがやるしかない。という次第で、締切日ギリギリの日程で撮影会。
木工と織物の候補作品を取っ替え引っ替え置いてみる。二つの作品を一緒に撮影するのは私にとっては至難の技だ。『雰囲気勝負』という路線で、私に撮影可能な構図を決める。夫は、ボードにアルミホイルを張ってレフ板を作る。移動可能なLEDのスポットライトを準備して撮影開始。
カメラマンはレフ板とライト担当助手に、こと細かに注文をつける。「はい、もうちょい右」「違う違う行き過ぎ」「光あたりすぎ〜」「あかんやん。スポット揺れないで」手が痺れそうと言ってくる助手の言葉にも耳を貸さずに、シャッターを切り続けるカメラマン。
「なんか、ダメだなあ〜。休憩!」「あなたも休憩していいよ」(わたくし、ちょいと高飛車ですか?)休憩したら再度挑戦。助手さんも頑張ってね〜。
さて、さて、どんな写真になりますやら。

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